Tiffany.J『孤独人間解放』

死ぬまでに友達できたらいいな…

孤独人間と病

制度もグラデーションに

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地獄の沼に架かった天使の梯子

地獄の底なし沼で溺れたまま5年 「この先の人生、今以上辛く苦しいことはない」と確信したあの時 水面の上と下を行ったり来たりしていると 視線の先に天使の梯子が架かっているのが見えた 薄明光線とも呼ばれるそれは その名の通りぼんやりとした並行な筋で…

死の先の希望

夜が来るのが怖かった 日が暮れてから日が昇るまで、毎日怖くて一睡もできなかった 土曜と日曜と祝日が怖かった 連休は入念な準備と相当な覚悟が必要だった 一人になるのが怖かった 同じ家のどこかに家族がいても不安だった 家から出るのが怖かった 準備はで…

地獄沼の狂気 ーパニック発作の実況ー

どれだけ叫び声を上げようと誰一人助けに来ないような山奥の密林 太陽は一日中昇らず 半径2mほどしか見えないくらい暗いか または、視界が全く開かないほど真っ暗闇かしかない 動物の気配すらない不気味な空間 そこにひっそりと佇む底なし沼 水は腐り、冷え…

地獄への道程

一人で生きるための身体的機能が先天的に欠落していた私は 自ずと周囲に頼らざるを得なかった 生まれた時から周囲の医療的看護的助けがないと即死という状況だったため 必然的に他人の心を読む癖がついた 自分の存在が常に親の負担になっている 親の言動の端…