Tiffany.J『孤独人間解放』

死ぬまでに友達できたらいいな…

孤独人間の覚え書き

大抵のいじめ加害者は自分が加害者となった始点を知らない

大抵のいじめ被害者も自分が被害者となった始点を知らない

なぜなら、加害者も被害者もマジョリティに擬態することに精一杯だからだ

 

 

 

私達は生まれた時から悪だった

既に人間は環境を破壊し、動物を掌握し、戦争で大罪を犯していた

偽物の己たるマジョリティの欲望のままに

見知らぬ先祖の行いのために常に十字架を背負って生きている

 

 

 

 

一人は点

二人が繋がると線

三人が繋がると面

パートナーというのは立体的で

思い出は体積みたいなものだと思う

 

 

 

 

進化は人類の錯覚

あるのは変化のみ

 

 

 

 

良かれと思って精神は”自称マジョリティ”の傲慢

自分はしてあげたのに他人も同じことをしてくれないと勝手に恨む

 

 

 

被害を受けた時

「自分にも悪いところがあった」と自分を納得させようとするのは

心のどこかで自分もマジョリティの一員だと思いたいから

対等に扱われたいと願う精一杯の強がりだ

 

 

 

 

共生社会になって困るのは健常者達

ペースを乱されたと感じるだろう

譲らなければならないと窮屈だろう

面倒を見ることが負担だろう

しかし、それは健常者達の幻想だ

生物は元から多様なのだ

これまで”生きやすい同類探し”を突き詰めた結果

結局そのようなものはないと気づいただけ

マジョリティには姿形はなく境目もない

一人の人間がマジョリティにもマイノリティにもなる

健常者が病人にも障害者にもなり得る

自分がどのような状態になったとしても

生きたい場所で生きられる社会を創っておくほうがいいに決まっている

 

 

 

 

1対1の関係にいじめはない

強者と弱者がコロコロと入れ替わるような場面転換はあっても

協力関係が常にどこかに存在する

 

 

 

 

曖昧なマジョリティとの闘いに勝利はない

勝利の瞬間は自分がマジョリティでありマイノリティであると理解した時に訪れる

 

 

 

 

あの子が称賛されていることを私ができるようになったとしても私は称賛されない

それはあの子がやるからいいのであってあの子自身の魅力だから

 

 

 

 

法律とは声を上げることができた人の最大公約数

選挙とは投票所に足を運ぶことができた人の最大公約数

世論とは話を聞いてもらうことができた人の最大公約数

 

 

 

 

生まれながらに病人で

生きるほどに障害を負った私が

国に助けてもらうのは

私の命もこの国の人口として数えられ

国としての低を成すための一端を担っているから

……とでも思い込まなければ人権というものを自分から放棄してしまいそうになる

 

 

 

 

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